あいん、しゅたいん、いいきぶん。

2005年(2006年じゃないのよ。残念ながら)は国際物理年って知ってますか?っていうことで昨年の年末からアインシュタイン展やってます。

1905年、アインシュタインは現代物理学へのジャンプ台となった五つの画期的論文を次々と発表し、この年は物理学にとって「奇跡の年」と呼ばれることになりました。百周年に当たる2005年は、国連総会で「物理の国際年」とされ、世界各地で「世界物理年」の行事が繰り広げられます。

っていうことでいってきましたよ。
相田みつる美術館第2ホール。

ホールのなかではラジオ放送を意識ということでプレイヤー渡されて、各部屋でそのプレイヤーに数字(0-10)を入力してアナウンスを聞きます。残念ながら展示は2分もあれば十分なのに、音は5-10分続きます。まあ、そのあたりが残念ですが、アインシュタインの物理学における貢献以外の部分が大半をしめてなかなかおもしろくみれます。

とくに日本旅行雑感のなかで日本の習慣、風俗などを個人主義とかとの対比ではなく「美によって統一されている」という言葉で語っています。「美しくなければならない」、「音楽は心を満足させてくれるだけなのだ」と言ったアインシュタインにとって、美というものが、彼の中でどのようなものなのかというのが少しでもうかがえてたのしかった。

1時間は平気でかかっちゃいますが、物理ではなく別の面からみるアインシュタインです。時間があるならいってみるのもよいとおもいます。