千光寺

階段をいきなり横切る踏切

尾道の名所のひとつ千光寺。

ロープウェイが目にとびこむ尾道の町の観光名所のひとつ。
何年ぶりだろうか。両親と一緒にいってみる。

ロープウェイでなく車でそのまま中腹までいって歩く。広場にたどりつくと尾道水道の向かい側、向島に「男達の大和」で使われた1/1スケールのセットが眼下に見える。人が本当にアリの子のようにうごめいる。もうすぐ取り壊されるらしいので遠くから来る人にとっては最後のチャンスなんだろう。映画も結構評判がいいらしいしね。

多分小学生の頃以来なので忘れていたけど、千光寺は緑が多くて、大きな岩が多くて、水はないけれど、マイナスイオンと霊(悪いものじゃないよ)をめいっぱい体に受けてる気がするよ。

千光寺を降りて、尾道独特の「階段をいきなり横切る踏切」を渡ってセンター街に入り、駅に向かう。錆付いた商店街を予想していたのだけど、全然そんなことはなくてGWでしまっているところはあるけど、普通の商店街が並ぶ。尾道ラーメンって言葉も定着してきたけど、尾道らーめんの看板の店は行列ができてる。

町にコンプレックスを持つっていうのはなんか変だと思うが、おれはあんまり尾道が好きじゃない。
すぐ隣の町で人口もそんなに変わらなくて、生まれた頃は町の大きさではこちらのほうがおおきくて、でも知名度では尾道3部作が有名だから尾道がやけに風情のある町に思われてるのが嫌だった。三原じゃわからなくても、尾道なら知ってる人のなんと多いことか。

なんだけど、ひさしぶりにいってみる現時点ではもう町としての骨格が違うなぁとおもった。尾道ラーメンとか映画とか昔からの観光名所とか、そういうのをうまくミックスして新たな文化圏を作った町なんだなぁと。

思いがけず故郷の心配をしてしまって、家にあった市政ニュースをみて最近の三原を確認しました三原市政の人がんばってください。