実店舗の意味
去年の年末にデジカメ買おうかなとおもって、ヤマダ電機にいったときの話。
いろいろ見て回ってFinePix Z100fdのブラウンにしようと決めて、店員さんを呼んで、5年保証がどうですよー、とかSDカードも一緒にどうですかーとか、お支払い方法はーとか、そのときのポイントがーとか、15分位話をして、何か所か記入して、いざとなって「もうしわけないですがその色は今在庫がなくて。。お取り寄せに3、4日ほどかかります。」といわれてしまった。
どうしようかと思ったのだけど、結局買うのを辞めてしまった。
ネットで買う方が家電量販店より、ほぼ確実に安く手に入るし。そもそも安いので、還元ポイントがなんとか考えなくていいし、考えても結局あんまり違いがない場合が多い。
いま家電量販店にいく理由って、実物を実際に見て触って、他製品と比べてみるっていうのがかなり大きな理由で、実際に購入するかどうかは例えば住所がわかるかとか、すぐ使う可能性があるかとか、現金をもっているかとか、本当にそういうのに左右されるんだろうな。と思う。
デジカメとかはすぐ使う可能性がありそうだし、そのとき買えないんなら、ネットで買うのと一緒だと思った。たしか事前にネットで調べていて、最安と5000円位違ったと思う。でも買っていいなと思ったから、その時間が5000円位の価値はあったんだね。まあ非線形の価値だけど。
そういえば、夏に掃除機を買ったときも結局、家電量販店にいってネットで買った。このときは価格で2万円位違った。どうせ配送してもらうんだから、ネットで買ったほうがいいなと思った。
最近家電量販店で買ったものってUSBハブとマウスかな。一つはプレゼントなのでラッピングしてもらいたかった。もう一つは本当にその時必要だった。
そうおもうと今、会社でやってることに足りないのは、他社と比べるところかなと思ったりした。そういえば海外の某車メーカーの試乗会では他社メーカーの車も用意すると聞いたことがある。
他社のものと比べてこんなところがいいと説明しても、他社側のものを知らないと、本人が比べたことにならないものね。こういうの消費体験の開発でリテラシー構築の一つなんだろうね。
で結局この買い物の結末は今日ネットで購入した。しかもブラウンじゃなく、ホワイト&ブラック。