年末年始によんだ本

アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか

アーキテクチャの生態系――情報環境はいかに設計されてきたか


アーキテクチャの話はもちろん面白いんだけど、同期性の話が簡単に終わっていてちょっと拍子抜け、ネットで読むとあんなに分量あるのにとおもってしまう。。「恋空」分析の携帯の操作ログによるリアリティのところは、まとまっていて読みやすい。

ゼロ年代の想像力

ゼロ年代の想像力


小さな物語の排斥のメカニズムの解明や、「である/ではない」というキャラクターの承認から「する/した」というコミュニケーションの連続への移行。そしてコミュニケーションを行う母体としての有時限の共同体。などいろんなものがひしめく一冊。

感想としてはドラマとか特撮とか、もっと楽に見ようぜ。とも思うけど、ここまで深く読むのもおもしろそうだなぁ。とおもうのと半々。

読んでみると結構元気が出る本だった。

ぼくは落ち着きがない

ぼくは落ち着きがない


なんとなく気になったのだけど、買った後でそういえば「ゼロ年代の想像力」の中で触れられてたんだとおもいだした。

蹴りたい背中の空気は確かにある。が、それより面白い。

愛がなくても喰ってゆけます。

愛がなくても喰ってゆけます。


なんとなく目について買ってみた。これも作者の「よしながふみ」が「ゼロ年代の想像力」で紹介されていたから、こっちは買うときに覚えていた。

よしながふみ」が何者か、よくわかってなかったんだけど、絵をみて、「きのう何食べた?」の人かとおもってちょっと微妙な感じ。でも普通に食べもの+親しい人紹介だった。

俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)

俺はまだ本気出してないだけ 1 (IKKI COMICS)


俺はまだ本気出してないだけ 2 (IKKI COMICS)

俺はまだ本気出してないだけ 2 (IKKI COMICS)


なんとなく、これはきっとイタくない話なんだとおもった。