バッジについて

ソフトバンクがmixi / Greeに対して、契約者の年齢をサイトの対象年齢に対して合否の情報を送信するそうです。
http://japanese.engadget.com/2011/09/02/sns/

追記にあるようにこれはソフトバンクだけじゃなくて、auもそうらしいのですが、このように、身元について保証することが今後広がるのではないかとおもっています。これは先日書いたスキル、存在を保証するという話とつながっています。

mixitwitterに公認アカウントはその先駆けです。公認バッジはおそらく今後すべてのユーザーが取得できるようになるでしょう。おそらくプラットフォームたるSNSの目標のひとつに身元を証明するサービスが含まれているからです。それはオンラインでは著作権などの権利関係での抑止力(ユーザーの身元を押さえる)という面がおそらく強くなるのと、オフラインでオンラインの認証を行うためです。

たとえば会員登録などでは、身分証と一緒に住所の確認のために公共料金のはがきなどを求められる場合がありますが、それがSNSへのログインでその代替ができるようになるとおもっています。

技術的にはもうできます。住民票やパスポートなどの現在使われている身分証での確認を行うことでプロセスもつくれるでしょう。しかし、ユーザーがそれを行うに足るサービスを提供できるか?また、mixifacebookがその身元を証明するに値するサービスになれるのはどこかはまだわかりません。世界に君臨するFacebookとなるか、mixiが日本をまとめてSNSの相互運用がはじまるか、国が住基ネット社会保障・税番号制度として身元保証ウェブサービスを仕上げることができるか?だいたい3つだとおもっています。