ソーシャルグラフに何を通せるか


以前、ソーシャルな世界ではソーシャルグラフのなかをいろんなものが通ると書いた。

http://kousuke.hatenablog.com/entry/20100830


そんななかFacebookがGiftサービスをはじめるらしい
http://jp.techcrunch.com/archives/20120927facebook-gifts/

外部サービスとしては、こうしたプレゼントサービスはいくつかあったが、本家がだしてきたという感じ。しかし数多あるサービスを買収しなかったということは、決定打がなかったんだなとおもう。Facebookがそこを超えていけるかはお手並み拝見である。

自分としてはFacebookは物流業を範囲に入れるべきというのは変わっていない。住所におくるのではなく、人から人に送る。現在の宅配から住所を切り離し、人から人に何かを送るという上位概念を個別の事業としてソーシャルグラフをもとに確立するべきだとおもう。

実際の配送は委託すればよいが、住所という個人情報を他の人が知らなければならない状況を改善し、住所を知らないことによるギフト市場の機会損失をなくすこと、個人情報の安全な委託先というポジションを世界規模で浸透させることができれば、広告によるマネタイズなんかより、もっと有意義で大きなビジネスチャンスとなるだろう。