グループウェアの特色比較
仕事ではガルーン、Exchange、Google Appsの連携製品を開発している。グループウェアは単純には比較できないけどその特色は結構大きく違っているなとおもう。
簡単に書くと次のようになる。
- ガルーン
- 情報共有向け
- Office 365
- コミュニケーション重視
- Google Apps
- 事業活動の中心
ガルーン
スケジュールやファイル共有、ワークフロー、掲示板などがあり、決められたスペースの中でみんなが活動していってその内容が共有される。
Exchange / Office 365
Outlookを中心に主に自分のメールや予定表で個人の活動をサポートする。
LyncとかYammerなんかもよくて、コミュニケーションの手段がいろいろ用意されている。共有もブログやOneDriveなどと共有しながら進めていくが、誰のもの、誰の仕事というのは、結構はっきりしている。
ただし、制限/管理についてはActiveDirectoryや製品のオプションなんかで効率的に管理していく
Google Apps
GmailやGoogle CalendarなどOffice 365のように個人の活動をサポートしながら進めるが、Google App Scriptをつかって、ワークフローを整備したりして、ちょっとしたシステム開発を楽にする機能が豊富にある。
Exchangeと違って何をしているかを監査するための仕組みはあるけど、制限/管理をするという目的ではあまりなさそう。
また社外向けにも、ちょっとした製品ページならGoogle Siteを使う、フォームからオンラインアンケートを作成したりとか事業活動のちょっとした部分はすべてGoogle Appsを使用して構築できるになっていて、社内向けのグループウェアというよりは事業活動全般を支える仕組み。