安全に禁止されること

自社でもそうなのだが、こっちの会社でもウェブの閲覧にはフィルターがかかっているアダルトコンテンツなどは見られない仕組みだ。これ自体は別になんということはないのだが、禁止ページを表示したとき(ページに見てはいけないから承認をとれと書いてある)にちょっと怪訝な顔をされたことを思い出した。禁止されているページを見ているわけではないので、そんなページを開いただけで怪訝な顔をされるのは心外だ。

Google検索してとりあえずリンクを全部バックグラウンドのタブで開く。別にそんなときに禁止かどうかなんて考えていない。みちゃダメって言われりゃみないだけだ。とはいえ、禁止ページを開いた回数とかで上司が何か指導されるのであれば可哀相だなとおもうので最近はそういうことはやってない。

で、書いているうちに気づいてきた。トライアンドエラーとかスクラップアンドビルドといわれる。それを行うのは体力(資金力)が大事なのだとおもっていた。ついさっきまで。

でもそうじゃないことが今わかった気がする。それはエラーをだすための効率が凄く小さくないといけないということだ。逆にいうと成功の定義はなくて、エラーと判断されないこと。要するに失敗の定義を常に突きつけることができるか、そして同じ失敗を繰り返すことを許容する無関心さであり、実行する人の能力よりも、管理する側の人の能力が試されるだなという気がしてきた。