東京の地下技術をよんだ

図解 東京の地下技術―地面の下は「知」の結集、「技」の競演!

東京の地下に留まらず、東京の地質、規制、公害問題などに立ち向かう土木技術のすごさについて書いてある。これ一冊よめば、5分位の話題10回分には困らないくらいのトリビアぶり。

たとえば「東京の海底トンネルは中が空洞のブロックを数個海に沈めて、海底でつなげてできあがり。」というような事が書いてある

ひとつひとつの話に本当に感嘆が洩れる程だけど、一番印象に残ったのはシールド機(でっかいドリルで堀進むやつ)は工事のたびに違うものがつくられるということ。受注生産だけなら驚かないけど、地質や工事の内容によって、ドリルが2つとか4つとかのものが作られて工事がされるという。つまり工事が新しく決まるたびに、このひとたちは新しい道具の発明を繰り返して、それを使って開発しているのだとおもうととても凄いことだ。それはつまり経験と試行錯誤の結果だとおもうのだが、経験により成果物の品質の基準がわかっているのだ。

なんか難しい話にしてしまった。全然そんな難しい話ではなくて「へぇ」とおもわず声をもらすような楽しい本です。

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