駄洒落について

数日前、内照と内緒をかけたダジャレをいわれた。内照とは建築系の用語で半透明なものの中に光源をいれて多分モワっとしたような雰囲気をだす照明方法。

もちろん内照についての説明が事前にあったわけではない。俺にとってははじめて聞く言葉だ。

ここで笑う為には内照という言葉が、上記の説明のようなものであるという暗黙の知識が必要である。

言葉を聴いたときに漢字としては「内照」がおもいついたので、上記のようなものなのかなという想像は働いたが、これを確認すべきか?どうかが問題である。

また、「ないしょう」と「ないしょ」はひらがなで見たときは似ているが、アクセントと語尾はあまり似てないので、韻としてみたときの類似性も少なく、インパクトにかける。

しかも、内照が照明を隠すという意味をどことなく含んでそうで、隠すというイメージに対して内緒がかかっている可能性もある。うまいと言えばうまいのだが、思いついてしまったが故に逃がしが潰されてしまった。

ちなみに空気としては、「内緒と内照なんて、おもしろくないよ。」といってあげることにより、自虐的な笑いを発生させてあげるべきだったとおもう。役職上でみると係長格が部長格につっこむ必要があるが。。。

で、内照ってこういう意味ですかと聞いた。そして、そうだと答えた後、もういちど、内緒とかけられた。あぁ。。。

ダジャレって難しい。笑えるダジャレが生まれた時は本当に笑ってあげなきゃダメだと思った。

そして今回はその奇跡の瞬間ではなかったと思いたい。