次代の組込OSがサポートすべきこと

正確にいうとOSではなくてブラウザなんですが、ブラウザに機器にアクセスするAPIをどのようにして提供するかです。

HTML+javascriptをアプリ化するなどのツールがでてますが、そんなのよりもUSBでつながったFelicaにブラウザからアクセスする、カメラにアクセスするとかの方がよっぽど世の中の人は望んでいます。

HTML5のデバイスタグなんかもそうですが、今後組込分野こそHTMLでつくったUIとリアルな機器を連携させたい急先鋒です。

広告ツールと化しているコンビニのATMやPOSレジ、デジタルサイネージの分野もあてはまります。

ただ問題は彼らは機器のことを良く知っているため、RS232Cとかそういう通信方法を望むのですが、HTMLでアプリケーションを作るほうは機器のインターフェースを求めるということです。オブジェクトを提供するといえば簡単なのですが、そのあたりに齟齬があるのが問題点です。

組込分野はブラウザとともにJSのAPIとして機器へのアクセスを提供することで、ウェブ系企業と手を組むことができ、新しい業界として生まれかわるでしょう。