Winny作者逮捕におもう
京都府警は2003年9月にWinny利用者2名を著作権法違反の疑いで逮捕しているが、Winnyを開発して公開したことがこの行為の幇助にあたるとして開発者の逮捕に踏み切った。
とあるが開発して公開することで逮捕される恐れがあるってどういうことだろう。
「幇助」というその言葉が気に喰わないだけだが。
逮捕自体については、著作権法違反で捕まったのであれば別に文句はない。まぁ多かれ少なかれ違法なソフトももっていたのでしょうし。
しかし幇助って、ソフトウェア開発者にとって開発したものを公開することの危険性を強調した結果になってないだろうか?
と思うがこれについてはいろんな人が書いてるのでもういいや。
いままでWinny関連の中で一番印象に残っているのが下の一文です。
極論を言えば、プロバイダーが嫌う“大量のトラフィックを発生させるユーザー”、つまりWinny でいうところの「神」は、ある意味、広告宣伝通りのブロードバンドの使い方をしているユーザーと言える。
ファイル交換というかその中でも特にインパクトを残したWinnyというソフトウェアが少なくとも、ブロードバンド時代の寵児であったのは間違いなく、その開発者さんが「幇助」という理由で捕まるのは寂しいと同時に憤りを感じます。