惰性のリピートは重要か

あんまりポジティブなタイトルじゃないなぁとおもいつつ。

食べログがをメニューのユーザー評価のランキングというのをはじめたらしい。
クチコミの店舗のページもメニューの評価が上部、お店の評価が下部においてあり、個々のメニューにフォーカスすることで、総体としてのお店に触れにくくしてあるのもお店にしての配慮かなとおもう。


さてタイトルにうつる。ぐるなびにしても、食べログにしても、Rettyにしても、新しい店を探すこと、誘導することには熱心だけど、リピートするということについては熱心じゃない気がする。

サーチアーキテクチャ 「さがす」の情報科学の中で検索シーンの分類に既知情報検索があるのだけれど、誘導したユーザーお客がお店を気に入ったら覚えてくれる、リピートしてくれるというのは、実際には少ないのでは無いかと思う。場所を忘れたり、道を忘れたり、そこに対する対策が現状では会員化やポイントしかないのであれば、そこに情報処理の技術による介入の余地があるとおもう。

個人的にはそれは「悪くなかったし、この店でいいか」というような妥協、惰性での誘導ということだとおもうのだ。で、これは飲食においては結構な店がそれにあたるとおもうのだ。