日本と海外の違いはペルソナを一致させることについての敷居の高さだ

Facebookでこんな投稿があった。

twitterfacebook初心者さんの悩みを定点観測していると、「友達が居ないのでつまらない」が案外多い。実際、日本人はリアル友達が少ない傾向があるので、ここを何とかする方法が必要。

なので、自分の属性を読み込み、並びに趣味などの項目は追加登録して、既存の登録者と比較して、一定以上の合致性があると、お薦めとして登場し、友達リクエストができる。

http://www.facebook.com/AppJapan/posts/136455199750254

僕がそうですが、平均的に日本人はコミュニティ毎の人間関係をあまり接続しないんじゃないかなとおもう。まあ人によりけりなのはわかってますけど、それに比べ海外の人はパーティ文化により、コミュニティ同士の接続にすごい積極的なんだと思う。

高校時代の友人達との飲み会に大学時代に仲良くなった人を誘うみたいなのもそうだし、結婚式の2次会とかで大学時代の友人達と会社の友人達を紹介し合うみたいなのでもいい。そういうのあまりしませんよね?*1

もちろんそういうの気にしない人達がいるのも分かってます。経営者層の人達とか無難な世間話で顔がつなげるひとたちだし。

まあでもコミュニティ毎の自分の顔(ペルソナ)を維持したい。無理をしてコミュニティ毎のペルソナを接続する必要は無いとおもっている人が日本人には多いんじゃないかな?

それに対して、海外ではいろんな顔を統合して自分を理解してもらおうという意識が強いんじゃないかとおもう。

でも世間的に見てマイナスイメージな顔もあるので、その部分に対して匿名文化が共存して、個人の意識的には下のようになっているのだとおもいます。

  • 日本 実名文化<匿名文化
  • 海外 実名文化>匿名文化

最初の問題提起に回答すると、友達を増やすことを目的にするんじゃなくて、コミュニティを細分化して、コミュニティ毎に友人を登録する、コミュニティと友人を接続するみたいな機能を考えたほうがいいんじゃないかな?MLでは嫌われるダブルポストとかをスマートにできるようにしたりできるといいと思う。

根本としては、一緒に仕事した人(同じ学校の人)と、友達とを分けて登録できるようにすればいいとおもうよ。


こんなスライドがあるらしい。

*1:僕が草食系なだけかもしれません